「IT・通信」と一括りにされるが、実態は通信インフラ・大手SIer・ネット系・投資会社が混在する非均質なセクター。最大の構造変化は生成AI需要で、企業のDX投資が旺盛なため野村総合研究所・NTTデータ・富士通(Uvance)・NEC(BluStellar)といったSIer勢が高水準の受注残を抱え、人月モデルから付加価値型への転換を競っている。一方で安定配当のKDDI(累進配当・自社株買い)が通信のディフェンシブ代表格として買われ、ソフトバンクグループはArm株の評価益とAI(OpenAI/Stargate関連)への巨額投資でNAV変動が極端に大きい一方、楽天グループはモバイル事業の単月黒字化が見え始め赤字縮小と社債償還の山場を越えられるかが焦点という、収益の性格がバラバラな8社が同居している。
最大のドライバーは生成AIで、SIer各社はAIエージェント・社内基盤構築需要で当面の成長が見込めるが、IT人材の慢性的不足と賃上げによる人件費上昇、そして「AIで内製化が進めば受託が減る」という長期的なジレンマを抱える。ソフトバンクGはArmのAIチップ事業とOpenAI出資・Stargate構想が当たれば青天井だが、投資の集中と金利・株式相場次第でNAVが大きく振れるハイリスク銘柄であり続ける。通信3社の一角KDDIは料金競争の沈静化と非通信(金融・DX・電力)拡大で安定成長、楽天は携帯黒字化と金融子会社の上場・グループ再編で財務不安が和らぐかが2026年の最大の見どころ。
| コード | 企業名 | 売上YoY | 営業利益率 | ROE | PER | 株価 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 9984 | S ソフトバンクグループ | +7.7% | 73.1% | 22.2% | 4.2倍 | ¥14,500+2.26% | 詳細 → |
| 9433 | K KDDI | +2.8% | 18.9% | 13.2% | 16.4倍 | ¥2,500+0.72% | 詳細 → |
| 4307 | 野 野村総合研究所 | +3.8% | 17.6% | 19.1% | 26.6倍 | ¥4,300+0.75% | 詳細 → |
| 9434 | S ソフトバンク | +6.5% | 15.2% | 17.9% | 19.9倍 | ¥215+0.47% | 詳細 → |
| 4385 | メ メルカリ | +2.8% | 14.4% | 21.4% | 12.6倍 | ¥2,050+0.89% | 詳細 → |
| 6098 | リ リクルートホールディングス | +4.1% | 13.8% | 27.2% | 41.2倍 | ¥11,180+1.05% | 詳細 → |
| 9432 | N NTT | +3.4% | 12.1% | 13.8% | 14.7倍 | ¥178+1.14% | 詳細 → |
| 6702 | 富 富士通 | +2.1% | 7.5% | 11.4% | 27.3倍 | ¥3,200+0.88% | 詳細 → |
| 9613 | N NTTデータグループ | +6.2% | 7.0% | 7.8% | 39.4倍 | ¥4,000+0.00% | 詳細 → |
| 6701 | N NEC | +5.0% | 6.8% | 13.7% | 17.3倍 | ¥13,500+1.12% | 詳細 → |
| 4755 | 楽 楽天グループ | +10.0% | 2.3% | -17.5% | 0.0倍 | ¥950+1.28% | 詳細 → |