ZAIBIZ|企業分析

ユニ・チャーム8113有報もと概算

東証プライム・化学・日用品|2024年12月期 通期
¥5,100 ▲28(+0.55%)
時価総額 3.0兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

当社は紙おむつ(ムーニー、マミーポコ)と生理用品(ソフィ)を中核とする衛生用品メーカーです。大人用紙おむつ(ライフリー)やペットケア(デオトイレ、銀のスプーン)も展開し、事業は海外、国内パーソナルケア、ペットケア・その他の各セグメントで構成されます。売上の約6割を海外、とくにアジア新興国が占めるグローバル企業であり、不織布・吸収体の独自技術と現地生産による高いシェアを収益基盤としています。新興国の所得向上に伴う需要拡大を取り込む成長構造を有します。

02業績の推移

直近4四半期の売上は9,630億円で、前年の同じ4四半期から+5.2%。営業利益率は15.2%、ROEは14.0%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
23Q12,250億円380億円16.9%220億円¥5,320
23Q22,320億円400億円17.2%240億円¥5,480
23Q32,300億円370億円16.1%220億円¥5,060
23Q42,280億円310億円13.6%110億円¥5,510
24Q12,360億円390億円16.5%240億円¥5,630
24Q22,430億円410億円16.9%250億円¥5,340
24Q32,450億円380億円15.5%230億円¥4,920
24Q42,390億円280億円11.7%150億円¥5,100
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY239,150億円1,460億円16.0%790億円—
FY249,630億円1,460億円15.2%870億円+5.2%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 25/12期 会社予想

会社計画は未収録です。営業利益率15.2%は素材・化学8社中3位で、業界平均10.9%との差は4.3ポイントです。

売上高(計画)
1.01兆円
前期比 +4.9%
営業利益(計画)
1,560億円
前期比 +6.8%
純利益(計画)
920億円
前期比 +5.7%

会社の見立て:アジア(中国・インド・ASEAN)のベビー・生理用品とペットケアが牽引。原材料高・為替前提は保守的に設定2025年2月5日発表

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上9,630億円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は870億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の9.0%が純利益に
9,630億
−8,170億
1,460億
−590億
870億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率15.2%・純利益率9.0%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 1.18兆円)自己資本比率 52.5%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.07倍。細い帯=有利子負債 450億円
営業CF
+1,350億円
本業が生む現金
投資CF
−650億円
設備・投融資へ
財務CF
−600億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+700億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)7.4% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
44円/株
利回り 0.9%
配当性向
29.8%
稼ぎの約3割を株主に配当(再投資に厚め)
EPS
147.5円
1株当たり純利益
BPS
1,051円
1株当たり純資産
株主構成
外国人株主計40.5%
個人・その他30.7%
日本マスタートラスト信託銀行13.8%
高原産業(資産管理会社)7.5%
日本カストディ銀行5.2%
自己株式2.3%

06経営の体制

機関設計
監査役会設置会社
取締役
9名
うち社外 5名(56%)
女性取締役
22%
2名
従業員
16,864人
平均42歳・年収730万円

グローバルに展開する事業を支える多様な人材の育成と現地人材の登用を進め、共生社会の実現に向けた人的資本の強化に取り組んでいます。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

当社は『SDGs目標2030』を経営の軸に据え、独自の不織布・吸収体技術と商品力で新興国の需要拡大を取り込む成長戦略を推進しています。中国・インド・ASEAN・中東でのブランド浸透と現地生産を強化しつつ、共生社会の実現に向けた価値提供と収益成長の両立を目指します。

対処すべき課題
  1. 01先進国の少子化に伴うベビーケア需要の減少への対応。
  2. 02中国市場の競争激化と景気減速下でのシェア維持。
  3. 03原材料価格・為替変動に対するコスト対応力の強化。
1. 原材料・為替変動

パルプ・不織布等の原材料価格や為替の変動が製造コストや海外収益に影響を及ぼす可能性があります。

2. ベビーケア需要の減少

先進国の少子化により、ベビーケア分野の需要が減少するおそれがあります。

3. 中国市場リスク

中国市場における競争激化や景気減速が、同地域の収益に影響を与える可能性があります。

4. 新興国リスク

新興国における地政学リスクや経済情勢の変化が事業に影響を及ぼすおそれがあります。

08投資の中身

設備投資
550億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
120億円
将来の稼ぐ力への投資

不織布・吸収体の独自技術を核に、快適性や環境配慮を高めた衛生用品の商品開発を継続的に進めています。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(素材・化学・8社中)
営業利益率15.2%3位/8社
ROE14.0%1位/8社
売上成長率+5.2%5位/8社
PER(割安さ)34.6倍7位/7社
時価総額3位/8社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
素材・化学で営業利益率が高い3社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.19(n=8)弱い正の相関

収録期間では、営業利益と株価の連動は弱めです。市場全体の地合いやテーマ性の影響が大きい可能性があります。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

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財務数値
ユニ・チャームの有価証券報告書(2024年12月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
2024年12月期決算短信(2025年2月5日)
会社計画
2025年2月5日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

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