ユニ・チャーム8113有報もと概算
01事業の内容 — 有報から
当社は紙おむつ(ムーニー、マミーポコ)と生理用品(ソフィ)を中核とする衛生用品メーカーです。大人用紙おむつ(ライフリー)やペットケア(デオトイレ、銀のスプーン)も展開し、事業は海外、国内パーソナルケア、ペットケア・その他の各セグメントで構成されます。売上の約6割を海外、とくにアジア新興国が占めるグローバル企業であり、不織布・吸収体の独自技術と現地生産による高いシェアを収益基盤としています。新興国の所得向上に伴う需要拡大を取り込む成長構造を有します。
02業績の推移
直近4四半期の売上は9,630億円で、前年の同じ4四半期から+5.2%。営業利益率は15.2%、ROEは14.0%です。
| 期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 株価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 23Q1 | 2,250億円 | 380億円 | 16.9% | 220億円 | ¥5,320 |
| 23Q2 | 2,320億円 | 400億円 | 17.2% | 240億円 | ¥5,480 |
| 23Q3 | 2,300億円 | 370億円 | 16.1% | 220億円 | ¥5,060 |
| 23Q4 | 2,280億円 | 310億円 | 13.6% | 110億円 | ¥5,510 |
| 24Q1 | 2,360億円 | 390億円 | 16.5% | 240億円 | ¥5,630 |
| 24Q2 | 2,430億円 | 410億円 | 16.9% | 250億円 | ¥5,340 |
| 24Q3 | 2,450億円 | 380億円 | 15.5% | 230億円 | ¥4,920 |
| 24Q4 | 2,390億円 | 280億円 | 11.7% | 150億円 | ¥5,100 |
| 通期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 売上YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| FY23 | 9,150億円 | 1,460億円 | 16.0% | 790億円 | — |
| FY24 | 9,630億円 | 1,460億円 | 15.2% | 870億円 | +5.2% |
03会社計画 — 25/12期 会社予想
会社計画は未収録です。営業利益率15.2%は素材・化学8社中3位で、業界平均10.9%との差は4.3ポイントです。
会社の見立て:アジア(中国・インド・ASEAN)のベビー・生理用品とペットケアが牽引。原材料高・為替前提は保守的に設定2025年2月5日発表
04財務の骨格 — P/L・B/S・CF
売上9,630億円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は870億円。
05株主への還元と持ち主
| 外国人株主計 | 40.5% |
| 個人・その他 | 30.7% |
| 日本マスタートラスト信託銀行 | 13.8% |
| 高原産業(資産管理会社) | 7.5% |
| 日本カストディ銀行 | 5.2% |
| 自己株式 | 2.3% |
06経営の体制
グローバルに展開する事業を支える多様な人材の育成と現地人材の登用を進め、共生社会の実現に向けた人的資本の強化に取り組んでいます。
07経営方針と課題 — 有報から
当社は『SDGs目標2030』を経営の軸に据え、独自の不織布・吸収体技術と商品力で新興国の需要拡大を取り込む成長戦略を推進しています。中国・インド・ASEAN・中東でのブランド浸透と現地生産を強化しつつ、共生社会の実現に向けた価値提供と収益成長の両立を目指します。
- 01先進国の少子化に伴うベビーケア需要の減少への対応。
- 02中国市場の競争激化と景気減速下でのシェア維持。
- 03原材料価格・為替変動に対するコスト対応力の強化。
パルプ・不織布等の原材料価格や為替の変動が製造コストや海外収益に影響を及ぼす可能性があります。
先進国の少子化により、ベビーケア分野の需要が減少するおそれがあります。
中国市場における競争激化や景気減速が、同地域の収益に影響を与える可能性があります。
新興国における地政学リスクや経済情勢の変化が事業に影響を及ぼすおそれがあります。
08投資の中身
不織布・吸収体の独自技術を核に、快適性や環境配慮を高めた衛生用品の商品開発を継続的に進めています。
09同業のなかでの位置
10株価との連動
業績と株価の連動(実データ)
収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。
収録期間では、営業利益と株価の連動は弱めです。市場全体の地合いやテーマ性の影響が大きい可能性があります。