ZAIBIZ|企業分析

SMC6273有報もと概算

東証プライム・機械|2025年3月期 通期
¥58,000 ▲300(+0.52%)
時価総額 3.7兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

当社グループは、空気圧制御機器(ニューマチック)の専業最大手として、電磁弁・アクチュエータ・エアシリンダ・FRL機器などファクトリーオートメーションの中核部品を製造しております。これらの製品は半導体・電機・自動車・工作機械など幅広い産業の生産設備に組み込まれ、海外売上比率は高い水準にあります。多数の製品ラインと豊富なカタログ品により幅広い顧客ニーズに即応する体制を有し、世界各地に張り巡らせた販売網と短納期対応を強みとしております。空気圧制御への特化による規模の経済が、高い利益率と健全な財務基盤を支えております。

02業績の推移

直近4四半期の売上は7,920億円で、前年の同じ4四半期から+1.9%。営業利益率は24.0%、ROEは11.0%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
24Q11,930億円500億円25.9%450億円¥73,200
24Q21,950億円490億円25.1%450億円¥68,900
24Q31,950億円490億円25.1%440億円¥61,400
24Q41,940億円480億円24.7%440億円¥58,000
25Q11,990億円500億円25.1%410億円¥59,500
25Q22,000億円490億円24.5%400億円¥62,300
25Q31,970億円460億円23.4%380億円¥60,100
25Q41,960億円450億円23.0%370億円¥58,000
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY247,770億円1,960億円25.2%1,780億円—
FY257,920億円1,900億円24.0%1,560億円+1.9%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/3期 実績

会社計画は未収録です。営業利益率24.0%は機械5社中1位で、業界平均10.9%との差は13.1ポイントです。

売上高(計画)
8,430億円
前期比 +6.4%
営業利益(計画)
1,910億円
前期比 +0.2%
純利益(計画)
1,670億円
前期比 +7.0%

会社の見立て:売上は半導体製造装置・電機向けの需要回復で増収となった一方、営業利益はほぼ横ばいで営業利益率は約22.6%へ低下。為替や米国関税の影響を受けつつ、純利益は前期の落ち込みから回復し増益となった。2026年3月期 通期実績

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上7,920億円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,560億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の19.7%が純利益に
7,920億
−6,020億
1,900億
−340億
1,560億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率24.0%・純利益率19.7%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 1.62兆円)自己資本比率 87.7%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.00倍。細い帯=有利子負債 50億円
営業CF
+1,900億円
本業が生む現金
投資CF
−600億円
設備・投融資へ
財務CF
−550億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+1,300億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)9.6% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
1,000円/株
利回り 1.7%
配当性向
40.9%
稼ぎの約4割を株主に配当(無理のない範囲)
EPS
2,444.6円
1株当たり純利益
BPS
22,203.3円
1株当たり純資産
株主構成
外国人株主計42.0%
国内法人・金融機関17.0%
個人・その他16.2%
日本マスタートラスト信託銀行14.2%
日本カストディ銀行6.1%
高田芳樹4.5%

06経営の体制

機関設計
監査役会設置会社
取締役
9名
うち社外 4名(44%)
女性取締役
11%
1名
従業員
20,800人
平均41歳・年収780万円

当社グループは、グローバルな事業展開を支える人材の確保・育成を重視し、多様な人材が活躍できる職場環境の整備と技術・技能の継承に取り組んでおります。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

当社グループは、空気圧制御機器への特化と豊富な製品点数・グローバルな販売網を強みに、自動化需要の拡大を取り込む経営を基本方針としております。顧客に近い供給体制と短納期対応を維持しつつ、成長市場への販売網拡充と生産効率の向上を通じ、高い収益性の維持を目指しております。

対処すべき課題
  1. 01顧客の設備投資サイクルに伴う受注変動への対応と、需要変動に強い事業運営が課題であります。
  2. 02中国をはじめとする成長市場での販売網強化と競争力の維持が課題であります。
  3. 03多品種の製品ラインを支える生産・供給体制の効率化と品質確保が課題であります。
1. 設備投資サイクル依存リスク

顧客の設備投資サイクルに業績が連動し、半導体・電機分野の市況悪化時に受注が大きく振れるおそれがあります。

2. 中国市場変動リスク

主要市場である中国の景気変動により、需要や業績が影響を受けるおそれがあります。

3. 為替変動リスク

海外売上比率が高く、円高の進行により海外収益の円換算額が目減りするおそれがあります。

4. 競争・通商政策リスク

国内外の競合との価格競争や各国の関税措置の変更が、収益に影響を及ぼすおそれがあります。

08投資の中身

設備投資
500億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
200億円
将来の稼ぐ力への投資

当社グループは、空気圧制御技術を核に、省エネルギー化や小型化・高性能化に対応した製品開発を継続し、多様な産業の自動化ニーズに応える研究開発に取り組んでおります。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(機械・5社中)
営業利益率24.0%1位/5社
ROE11.0%2位/5社
売上成長率+2.0%3位/5社
PER(割安さ)23.7倍2位/5社
時価総額3位/5社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
機械で営業利益率が高い3社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.55(n=8)やや正の相関

収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

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財務数値
SMCの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
決算短信 2025年3月期(2025年5月12日発表)
会社計画
2026年3月期 通期実績
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

一次情報の記載と完全には一致しない場合があります。正確な数値は EDINET(金融庁の開示システム)や 各社の適時開示でご確認ください。本ページは情報提供のみを目的とし、売買の推奨ではありません。