SMC6273有報もと概算
01事業の内容 — 有報から
当社グループは、空気圧制御機器(ニューマチック)の専業最大手として、電磁弁・アクチュエータ・エアシリンダ・FRL機器などファクトリーオートメーションの中核部品を製造しております。これらの製品は半導体・電機・自動車・工作機械など幅広い産業の生産設備に組み込まれ、海外売上比率は高い水準にあります。多数の製品ラインと豊富なカタログ品により幅広い顧客ニーズに即応する体制を有し、世界各地に張り巡らせた販売網と短納期対応を強みとしております。空気圧制御への特化による規模の経済が、高い利益率と健全な財務基盤を支えております。
02業績の推移
直近4四半期の売上は7,920億円で、前年の同じ4四半期から+1.9%。営業利益率は24.0%、ROEは11.0%です。
| 期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 株価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 24Q1 | 1,930億円 | 500億円 | 25.9% | 450億円 | ¥73,200 |
| 24Q2 | 1,950億円 | 490億円 | 25.1% | 450億円 | ¥68,900 |
| 24Q3 | 1,950億円 | 490億円 | 25.1% | 440億円 | ¥61,400 |
| 24Q4 | 1,940億円 | 480億円 | 24.7% | 440億円 | ¥58,000 |
| 25Q1 | 1,990億円 | 500億円 | 25.1% | 410億円 | ¥59,500 |
| 25Q2 | 2,000億円 | 490億円 | 24.5% | 400億円 | ¥62,300 |
| 25Q3 | 1,970億円 | 460億円 | 23.4% | 380億円 | ¥60,100 |
| 25Q4 | 1,960億円 | 450億円 | 23.0% | 370億円 | ¥58,000 |
| 通期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 売上YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| FY24 | 7,770億円 | 1,960億円 | 25.2% | 1,780億円 | — |
| FY25 | 7,920億円 | 1,900億円 | 24.0% | 1,560億円 | +1.9% |
03会社計画 — 26/3期 実績
会社計画は未収録です。営業利益率24.0%は機械5社中1位で、業界平均10.9%との差は13.1ポイントです。
会社の見立て:売上は半導体製造装置・電機向けの需要回復で増収となった一方、営業利益はほぼ横ばいで営業利益率は約22.6%へ低下。為替や米国関税の影響を受けつつ、純利益は前期の落ち込みから回復し増益となった。2026年3月期 通期実績
04財務の骨格 — P/L・B/S・CF
売上7,920億円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,560億円。
05株主への還元と持ち主
| 外国人株主計 | 42.0% |
| 国内法人・金融機関 | 17.0% |
| 個人・その他 | 16.2% |
| 日本マスタートラスト信託銀行 | 14.2% |
| 日本カストディ銀行 | 6.1% |
| 高田芳樹 | 4.5% |
06経営の体制
当社グループは、グローバルな事業展開を支える人材の確保・育成を重視し、多様な人材が活躍できる職場環境の整備と技術・技能の継承に取り組んでおります。
07経営方針と課題 — 有報から
当社グループは、空気圧制御機器への特化と豊富な製品点数・グローバルな販売網を強みに、自動化需要の拡大を取り込む経営を基本方針としております。顧客に近い供給体制と短納期対応を維持しつつ、成長市場への販売網拡充と生産効率の向上を通じ、高い収益性の維持を目指しております。
- 01顧客の設備投資サイクルに伴う受注変動への対応と、需要変動に強い事業運営が課題であります。
- 02中国をはじめとする成長市場での販売網強化と競争力の維持が課題であります。
- 03多品種の製品ラインを支える生産・供給体制の効率化と品質確保が課題であります。
顧客の設備投資サイクルに業績が連動し、半導体・電機分野の市況悪化時に受注が大きく振れるおそれがあります。
主要市場である中国の景気変動により、需要や業績が影響を受けるおそれがあります。
海外売上比率が高く、円高の進行により海外収益の円換算額が目減りするおそれがあります。
国内外の競合との価格競争や各国の関税措置の変更が、収益に影響を及ぼすおそれがあります。
08投資の中身
当社グループは、空気圧制御技術を核に、省エネルギー化や小型化・高性能化に対応した製品開発を継続し、多様な産業の自動化ニーズに応える研究開発に取り組んでおります。
09同業のなかでの位置
10株価との連動
業績と株価の連動(実データ)
収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。
収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。