ZAIBIZ|企業分析

ソニーグループ6758有報もと概算

東証プライム・電機|2025年3月期 通期
¥13,240 ▲238(+1.83%)
時価総額 16.8兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

ソニーグループは、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エレクトロニクス、金融の5つのセグメントで構成される総合エンタテインメント&テクノロジー企業です。PlayStationのハード販売やPS Plusなどのサブスクリプション、音楽・映画の知的財産、そして世界的な高シェアを持つCMOSイメージセンサーが主要な収益源です。コンテンツとハードウェアを自社で保有する垂直統合型のビジネスモデルが特徴です。ストック型のサービス収益比率が高まりつつあります。

02業績の推移

直近4四半期の売上は13.0兆円で、前年の同じ4四半期から-3.5%。営業利益率は11.7%、ROEは10.5%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
24Q12.81兆円2,200億円7.8%1,800億円¥11,200
24Q23.30兆円3,800億円11.5%3,200億円¥12,100
24Q34.42兆円5,600億円12.7%4,800億円¥13,800
24Q42.90兆円2,500億円8.6%1,600億円¥12,600
25Q12.72兆円2,600億円9.6%2,200億円¥12,900
25Q23.21兆円4,100億円12.8%3,500億円¥13,100
25Q34.28兆円5,800億円13.6%5,100億円¥14,200
25Q42.75兆円2,600億円9.5%600億円¥13,240
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY2413.4兆円1.41兆円10.5%1.14兆円—
FY2513.0兆円1.51兆円11.7%1.14兆円-3.5%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/3期 会社予想

会社計画は未収録です。営業利益率10.9%は電機・精密20社中9位で、業界平均17.4%との差は-6.5ポイントです。

売上高(計画)
12.8兆円
前期比 -1.2%
営業利益(計画)
1.28兆円
前期比 -9.2%
純利益(計画)
1.00兆円
前期比 -12.3%

会社の見立て:金融子会社(ソニー生命)のセグメント除外と為替円高影響を保守的に織り込んだ計画2025年5月13日発表

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上13.0兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1.14兆円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の8.8%が純利益に
13.0兆
−11.5兆
1.5兆
−3,700億
1.1兆
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率11.7%・純利益率8.8%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 29.8兆円)自己資本比率 19.5%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.31倍。細い帯=有利子負債 1.80兆円
営業CF
+1.92兆円
本業が生む現金
投資CF
−9,800億円
設備・投融資へ
財務CF
−6,200億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+9,400億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)3.8% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
95円/株
利回り 0.7%
配当性向
10.3%
稼ぎの約1割を株主に配当(再投資に厚め)
EPS
920円
1株当たり純利益
BPS
4,680円
1株当たり純資産
株主構成
外国人株主計41.2%
個人・その他20.6%
国内法人17.0%
日本マスタートラスト12.8%
日本カストディ銀行8.4%

06経営の体制

機関設計
指名委員会等設置会社
取締役
12名
うち社外 8名(67%)
女性取締役
25%
3名
従業員
113,000人

多様なクリエイティブ・技術人材の獲得と育成を重視し、ダイバーシティ推進や環境負荷低減などサステナビリティの取組みを進めているとみられる。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

ゲーム・音楽・映画の知的財産(IP)を軸に、コンテンツとテクノロジーが相互補完する事業ポートフォリオの強化を志向しているとみられます。サブスクリプションなどストック型収益の拡大と、CMOSセンサーなど技術優位分野への投資が戦略の中心です。多角化された収益構造を活かし、各事業間の相乗効果を追求する方向性がうかがえます。

対処すべき課題
  1. 01ゲーム市場での競争激化と次世代ハード開発費の増大への対応
  2. 02IPを軸としたコンテンツとハードの相乗効果を持続的に高めること
  3. 03半導体需給の変動に左右されるイメージセンサー事業の収益安定化
1. 競争リスク

ゲームやエンタメ分野での競争激化や、次世代機の開発費増大が収益に影響を及ぼす可能性がある。

2. 半導体需給リスク

半導体の需給変動がCMOSイメージセンサー事業の稼働や収益に影響を与え得る。

3. コスト上昇リスク

映画・音楽コンテンツの制作コスト上昇が利益率を圧迫する要因となる。

4. 為替リスク

海外収益比率が高く、円高の進行が円換算での収益を目減りさせる要因となる。

08投資の中身

設備投資
4,600億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
9,000億円
将来の稼ぐ力への投資

CMOSイメージセンサーをはじめとする半導体技術や、ゲーム・エンタメ向けの映像・音響・ネットワーク技術の研究開発に継続的に投資しているとみられる。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(電機・精密・20社中)
営業利益率10.9%9位/20社
ROE10.5%9位/20社
売上成長率-0.5%16位/20社
PER(割安さ)14.7倍2位/20社
時価総額3位/20社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
電機・精密で営業利益率が高い3社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.74(n=8)強い正の相関

収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

このページの数字はどこから来ているか

財務数値
ソニーグループの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
有価証券報告書 2025年3月期(2025年6月提出)
会社計画
2025年5月13日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

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