パナソニックホールディングス6752有報もと概算
01事業の内容 — 有報から
パナソニックホールディングスは家電・空質空調、車載電池・産業デバイス、サプライチェーンソフトウェア、住宅設備などを傘下に持つ総合エレクトロニクスメーカーです。事業は「くらし」「エナジー」「コネクト」などのセグメントで構成され、家電・空調・住宅設備が安定収益を担う一方、北米向けを中心とする車載リチウムイオン電池が成長ドライバーとなっています。ソフトウェアを含むB2Bソリューションまで広範な事業ポートフォリオと国内ブランド力を持ちます。多様な事業領域にわたる技術基盤が特徴です。
02業績の推移
直近4四半期の売上は8.46兆円で、前年の同じ4四半期から-0.5%。営業利益率は5.0%、ROEは6.7%です。
| 期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 株価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 24Q1 | 2.12兆円 | 900億円 | 4.2% | 2,180億円 | ¥1,320 |
| 24Q2 | 2.16兆円 | 1,000億円 | 4.6% | 1,050億円 | ¥1,280 |
| 24Q3 | 2.18兆円 | 1,100億円 | 5.0% | 900億円 | ¥1,350 |
| 24Q4 | 2.04兆円 | 590億円 | 2.9% | 300億円 | ¥1,400 |
| 25Q1 | 2.10兆円 | 1,000億円 | 4.8% | 880億円 | ¥1,450 |
| 25Q2 | 2.08兆円 | 1,050億円 | 5.0% | 900億円 | ¥1,500 |
| 25Q3 | 2.12兆円 | 1,050億円 | 5.0% | 920億円 | ¥1,520 |
| 25Q4 | 2.16兆円 | 1,160億円 | 5.4% | 960億円 | ¥1,550 |
| 通期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 売上YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| FY24 | 8.50兆円 | 3,590億円 | 4.2% | 4,430億円 | — |
| FY25 | 8.46兆円 | 4,260億円 | 5.0% | 3,660億円 | -0.5% |
03会社計画 — 26/3期 会社予想
会社計画は未収録です。営業利益率5.0%は電機・精密20社中19位で、業界平均17.4%との差は-12.4ポイントです。
会社の見立て:「経営改革」を掲げ低収益事業の見直しと固定費削減を推進。北米でのEV車載電池増産とAIデータセンター向け需要を成長軸に据えつつ、構造改革費用を計画に織り込む。2025年5月9日発表
04財務の骨格 — P/L・B/S・CF
売上8.46兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は3,660億円。
05株主への還元と持ち主
| 個人・その他 | 41.4% |
| 外国人株主計 | 33.5% |
| 日本マスタートラスト信託銀行 | 14.8% |
| 日本カストディ銀行 | 6.2% |
| 住友生命保険 | 2.6% |
| 自社(自己株式) | 1.5% |
06経営の体制
多様な人材の活躍推進とリスキリングを重視し、事業構造の変化に対応した人材育成と働きがいの向上に取り組んでいます。
07経営方針と課題 — 有報から
「くらし」「エナジー」「コネクト」を中核に、成長分野である車載電池やソリューション事業へ経営資源を配分する方針です。構造改革による収益体質の改善と資本効率の向上を進め、事業ポートフォリオの最適化を通じて企業価値向上を目指しています。
- 01北米EV市場の需要動向や政策変化に左右されにくい電池事業の基盤強化が課題です。
- 02車載電池の価格競争と投資負担のバランスを取ることが求められます。
- 03低収益事業の構造改革を通じた資本効率の改善が必要です。
北米EV市場の需要減速や関連政策の見直しが電池事業の収益に影響します。
車載電池の価格競争と設備投資の負担が収益性を圧迫する可能性があります。
家電分野での新興国メーカーとの競争が採算に影響を及ぼします。
為替相場や原材料価格の変動が業績に影響します。
08投資の中身
車載電池をはじめとするエナジー技術や、空調・家電、ソフトウェアソリューションなど幅広い分野で研究開発を進めています。
09同業のなかでの位置
10株価との連動
業績と株価の連動(実データ)
収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。
収録期間では、営業利益と株価の連動は弱めです。市場全体の地合いやテーマ性の影響が大きい可能性があります。