ZAIBIZ|企業分析

セブン&アイHD3382有報もと概算

東証プライム・小売|2025年2月期 通期
¥1,910 ▲1(+0.03%)
時価総額 5.0兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

国内コンビニ(セブン-イレブン・ジャパン)と北米コンビニを中核に、スーパーストア、金融(セブン銀行)を展開する小売持株会社。営業収益の大半を北米中心の海外コンビニ事業が占める一方、利益面では高い日販とPB商品力を持つ国内コンビニが最大の稼ぎ頭となっている。国内・北米合わせた広大なコンビニネットワークと強いブランド力を強みとし、北米ではガソリン併売を特徴とする。近年は買収提案を巡る動きなど、経営を巡る環境が注目されている。

02業績の推移

セブン&アイHDの売上は前年比+4.4%、営業利益率は3.5%、ROEは5.8%です。小売の平均営業利益率は8.8%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
25Q13.05兆円1,210億円4.0%550億円¥2,050
25Q22.98兆円1,180億円4.0%500億円¥2,200
25Q32.97兆円950億円3.2%400億円¥2,350
25Q42.97兆円870億円2.9%280億円¥1,910
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY2512.0兆円4,210億円3.5%1,730億円—
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/2期 実績(参考)

会社計画は未収録です。営業利益率3.5%は小売4社中3位で、業界平均8.8%との差は-5.3ポイントです。

売上高(計画)
10.4兆円
前期比 -12.9%
営業利益(計画)
4,230億円
前期比 +0.5%
純利益(計画)
2,930億円
前期比 +69.2%

会社の見立て:ヨーク・ホールディングスおよびセブン銀行の非連結化でコンビニ特化体制へ移行。減収だが収益性改善・ヨークマート売却益等で純利益大幅増。2026年4月9日発表(2026年2月期 実績)

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上12.0兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,730億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の1.4%が純利益に
12.0兆
−11.5兆
4,210億
−2,480億
1,730億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率3.5%・純利益率1.4%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 11.4兆円)自己資本比率 35.4%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.64倍
営業CF
+8,800億円
本業が生む現金
投資CF
−7,300億円
設備・投融資へ
財務CF
−3,900億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+1,400億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)1.5% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
40円/株
利回り 2.1%
配当性向
60.0%
稼ぎの約6割を株主に配当(還元に厚め)
EPS
66.62円
1株当たり純利益
BPS
1,553.17円
1株当たり純資産
株主構成
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)15.5%
日本カストディ銀行(信託口)5.8%
伊藤興業株式会社4.6%
ステート・ストリート系(海外機関)3.5%
SMBC日興証券・自社株含む その他2.0%

06経営の体制

機関設計
指名委員会等設置会社
取締役
13名
うち社外 8名(62%)
女性取締役
23%
3名
従業員
161,732人
平均43歳・年収670万円

多店舗展開を支える店舗人材や加盟店との関係を重視し、多様な人材の活躍推進と働きやすい環境整備に取り組んでいる。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

コンビニ事業を中核とした事業構造への集中を進め、国内の高収益モデルと北米での規模を活かした成長を両立する経営を志向する。北米コンビニの商品力強化や店舗網の効率化を進めつつ、スーパーストア等の再編を含む事業ポートフォリオの見直しに取り組む。

対処すべき課題
  1. 01北米コンビニの既存店客数の減少と燃料マージンの変動に対し、商品力強化で収益基盤を安定させること
  2. 02国内消費の伸び悩みのなかで、PB商品や店舗運営の高度化により競争力を維持すること
  3. 03スーパーストア等を含む事業ポートフォリオの再編と、経営を巡る不確実性への対応を進めること
1. 市況・景気変動リスク

北米の燃料マージンや客数動向、国内外の消費環境の変化が業績を左右する。

2. 経営環境の不確実性リスク

買収提案を巡る動きなどが、経営の方向性に不確実性をもたらしうる。

3. コスト・調達リスク

米国関税やインフレによる仕入・運営コストの上昇が収益を圧迫しうる。

4. 為替変動リスク

海外事業の比重が高く、為替変動が円換算の業績に影響する。

08投資の中身

設備投資
5,200億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
0百万円
将来の稼ぐ力への投資

小売業として研究開発の比重は大きくないが、PB商品(セブンプレミアム)の開発や店舗のデジタル化・省人化への取組みを進めている。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(小売・4社中)
営業利益率3.5%3位/4社
ROE5.8%3位/4社
売上成長率+4.4%3位/4社
PER(割安さ)28.7倍2位/4社
時価総額2位/4社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
小売で営業利益率が高い3社

10株価との連動

このページの数字はどこから来ているか

財務数値
セブン&アイHDの有価証券報告書(2025年2月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
決算短信 2025年2月期(2025年4月9日発表)
会社計画
2026年4月9日発表(2026年2月期 実績)
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

一次情報の記載と完全には一致しない場合があります。正確な数値は EDINET(金融庁の開示システム)や 各社の適時開示でご確認ください。本ページは情報提供のみを目的とし、売買の推奨ではありません。