ZAIBIZ|企業分析

オリックス8591有報もと概算

東証プライム・金融|2025年3月期 通期
¥3,950 ▲38(+0.97%)
時価総額 4.5兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

オリックスは、リース事業を源流に法人金融・不動産・事業投資・保険・銀行・再生可能エネルギー・空港運営・資産運用(米国Robeco等)など10事業セグメントを展開する多角化金融グループ。国内外でM&Aを通じて事業ポートフォリオを拡大し、金融収益と事業利益の双方を稼ぐ「ハイブリッド型」の収益構造が特徴。2025年3月期の純利益は3,516億円と過去最高を更新した。

稼ぐ力|営業利益率
A(高い)16.4%
成長|売上成長率
B(標準)+2.1%
効率|ROE
A(高い)8.8%
合格の目安 8.0%
体力|自己資本比率
B(標準)23.6%
安定の目安 40.0%
割安さ|PER
A(高い)12.7倍
日本株の目安 15.0倍
還元|配当利回り
A(高い)3.0%
一般的な目安 2.0%
要旨高めの収益力。成長は緩やか、財務は標準的。
評価は S(際立つ)/ A(高い)/ B(標準)/ C(低め)/ D(弱い)の5段階。業種平均と一般的な目安による機械的な判定で、売買の推奨ではありません。

01何で儲けているのか

売上の約37%は「法人金融・メンテナンスリース」が占め、この事業の利益率は11.2%。全社の営業利益率は16.4%です。

売上はどこから2.87兆円
細い帯=海外・資産運用 2,200億円。内訳は裏の表にも
↓ この売上から
何にいくら使い、いくら残ったか残り=営業利益 4,700億円(16.4%)
↓ 残った4,700億円は、どの事業が稼いだか
利益の内訳セグメント計 4,000億円
セグメント計は全社・消去項目を含まないため連結(4,700億円)と一致しない。
提供価値
リース発祥の多角化金融。10セグメントに事業を分散し金利・景気変動に強い収益構造を構築。事業投資で稼ぎ売却益(キャピタルゲイン)も取り込むハイブリッド型(弥生のKKRへの売却で約1,632億円の売却益を計上したのが代表的Exit事例)。
仕入れ先・パートナー
資金調達
国内外の銀行団 / 社債市場
シンジケートローン・社債による有利子負債
有利子負債 約6.5兆円
市場調達
機関投資家 / ORIX銀行預金
債券発行・預金による安定調達
投資先・事業
関西国際空港(関空コンセッション)/ 大京 / ホテル・旅館・物流施設等
買収・出資した事業会社・不動産・再エネ資産
保険引受体制
オリックス生命 / 再保険会社
保険商品の組成・リスク移転(再保険)
資産運用基盤
Robeco(蘭)/ NXT Capital(米)
海外資産運用・クレジット投資プラットフォーム
オリックス(コア活動)
法人金融・メンテナンスリース
源流事業
中小企業向けリース・割賦と自動車・計測機器のレンタル
オートリースレンタル機器事業者向け融資
↓
不動産・事業投資
投資・回収サイクル
物流施設・ホテル・旅館の開発運営と事業会社へのPE投資・売却
不動産開発PE投資事業承継・M&A
↓
環境エネルギー
メガソーラー・風力・地熱とグリーンインフラへの投資運営
再生可能エネルギー省エネ海外発電
↓
保険・銀行・資産運用
セグメント利益 安定基盤
オリックス生命の通販保険とRobeco等によるグローバル運用
生命保険ORIX銀行アセットマネジメント
顧客セグメント
国内中小企業
事業法人・個人事業主
リース・割賦・事業者ローン・事業承継支援
顧客基盤 数十万社
不動産・施設利用者
ホテル・旅館・物流テナント
クロスホテル・別府杉乃井ホテル・物流施設
電力・自治体
電力会社・地方自治体
再エネ電力・廃棄物処理サービス
保険契約者
個人・法人
オリックス生命の医療・がん・終身保険
通販・代理店チャネル
海外投資家・事業
米州・アジア・欧州
航空機リース・船舶・クレジット投資・運用受託
海外利益比率 約4割
コストフロー(仕入れ先へ)
営業費用 約2.54兆円(金融費用・サービス原価等)
売上フロー(顧客から)
営業収益 約2.87兆円(2兆8,748億円)
営業利益
税引前利益 約4,800億円・当期純利益 3,516億円(ROE 約8.8%)

02強みと、見ておくべきリスク

競争優位性

リース・金融・不動産・事業投資・運用にまたがる高度に分散されたポートフォリオと、自ら事業会社を保有・運営する目利き力。景気循環の異なる事業を組み合わせることで収益の安定性を確保し、ROE8.8%・配当性向39%の株主還元を両立している。

主なリスク

事業投資先の景気感応度が高く、国内外の景気後退で評価損・売却益減が生じやすい。米欧の不動産市況・金利動向、海外M&Aののれん減損リスク、保険・運用事業の市場変動リスク、再エネ・空港運営など個別事業の規制・需要変動リスクを抱える。

03同じ業界のほかの会社

このページの数字はどこから来ているか

財務数値
オリックスの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
有価証券報告書 2025年3月期(2025年6月提出)
会社計画
2025年5月12日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

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