ZAIBIZ|企業分析

バンダイナムコHD7832有報もと概算

東証プライム・サービス|2025年3月期 通期
¥5,300 ▲42(+0.80%)
時価総額 3.45兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

当社グループは、有力なIP(知的財産)を基盤に、デジタル(家庭用・モバイルゲーム)、トイホビー(プラモデル・フィギュア・カードゲーム)、IPプロデュース(映像・音楽・ライブ)、アミューズメントの4事業を展開するエンターテインメント企業であります。自社IPと外部IPを多面的に活用する「IP軸戦略」を特徴とし、デジタルとトイホビーが収益の2本柱となっております。プラモデルの高いブランド力や、傘下スタジオによる世界的ヒットタイトルの創出力を強みとしております。グローバルに広がるファンコミュニティを基盤に、ゲーム・玩具・映像・ライブなど多様な領域でIPをマネタイズしております。

02業績の推移

直近4四半期の売上は1.24兆円で、前年の同じ4四半期から+18.2%。営業利益率は14.5%、ROEは12.4%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
24Q12,430億円206億円8.5%242億円¥3,050
24Q22,530億円186億円7.4%218億円¥2,980
24Q32,880億円310億円10.8%339億円¥3,200
24Q42,660億円205億円7.7%234億円¥3,300
25Q12,860億円382億円13.4%274億円¥3,900
25Q22,960億円415億円14.0%305億円¥4,400
25Q33,390億円546億円16.1%396億円¥4,900
25Q43,200億円459億円14.3%325億円¥5,300
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY241.05兆円907億円8.6%1,033億円—
FY251.24兆円1,802億円14.5%1,300億円+18.2%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/3期 会社予想

会社計画は未収録です。バンダイナムコHDの営業利益率は14.5%、ROEは12.4%、売上は前年比+18.2%です。

売上高(計画)
1.20兆円
前期比 -3.3%
営業利益(計画)
1,450億円
前期比 -19.5%
純利益(計画)
1,090億円
前期比 -16.2%

会社の見立て:26/3期は前期のエルデンリングDLC(SHADOW OF THE ERDTREE)級の大型タイトル端境期により減収減益を見込む。トイホビー(ガンプラ・カードゲーム)と既存IPのライブ運営が下支えするが、ゲーム事業の反動減が大きく営業利益は大幅減益見通し。2025年5月8日発表

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上1.24兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,300億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の10.5%が純利益に
1.2兆
−1.1兆
1,802億
−502億
1,300億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率14.5%・純利益率10.5%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 1.55兆円)自己資本比率 67.7%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.05倍。細い帯=有利子負債 500億円
営業CF
+1,800億円
本業が生む現金
投資CF
−400億円
設備・投融資へ
財務CF
−1,000億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+1,400億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)8.4% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
71円/株
利回り 1.3%
配当性向
36.3%
稼ぎの約4割を株主に配当(無理のない範囲)
EPS
195.65円
1株当たり純利益
BPS
1,612.9円
1株当たり純資産
株主構成
外国人株主計33.5%
個人・その他28.6%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)16.8%
日本カストディ銀行(信託口)7.2%
自己株式3.5%
JPモルガン・チェース・バンク2.4%

06経営の体制

機関設計
監査役会設置会社
取締役
11名
うち社外 5名(46%)
女性取締役
18%
2名
従業員
11,000人
平均40歳・年収950万円

当社グループは、創造性を発揮できる多様な人材の確保と育成を重視し、クリエイターやプロデューサーが活躍できる環境の整備とダイバーシティの推進に取り組んでおります。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

当社グループは、IPの価値を最大化する「IP軸戦略」を経営の中核に据え、ゲーム・玩具・映像・ライブを横断したマルチユース展開とグローバル市場での成長を基本方針としております。強力な自社IPの長期育成と、外部IPの活用による事業機会の拡大を通じ、持続的な収益成長を目指しております。

対処すべき課題
  1. 01大型ゲームタイトルのヒットの有無による業績変動を平準化する事業運営が課題であります。
  2. 02ゲーム開発費の高騰・長期化に対応した効率的な開発体制の構築が課題であります。
  3. 03海外売上の拡大に向けたIPのグローバル展開とファン基盤の強化が課題であります。
1. ヒット依存リスク

大型ゲームタイトルのヒットの有無により業績が大きく変動するおそれがあります。

2. 開発費高騰リスク

ゲーム開発費の高騰と開発期間の長期化により、収益性が圧迫されるおそれがあります。

3. 市場競争リスク

モバイルゲーム市場をはじめとする各事業領域で競争が激化し、シェアや収益が影響を受けるおそれがあります。

4. 為替・コスト変動リスク

海外売上の拡大に伴う為替変動や、玩具事業の原材料・物流コストの上昇が業績に影響を及ぼすおそれがあります。

08投資の中身

設備投資
400億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
500億円
将来の稼ぐ力への投資

当社グループは、ゲーム開発技術や新たなデジタル体験の創出に向けた研究開発を進めるとともに、玩具・ホビー分野における造形・設計技術の向上に取り組んでおります。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(サービス・2社中)
営業利益率14.5%2位/2社
ROE12.4%1位/2社
売上成長率+18.2%1位/2社
PER(割安さ)27.1倍1位/2社
時価総額2位/2社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
サービスで営業利益率が高い1社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.92(n=8)強い正の相関

収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

このページの数字はどこから来ているか

財務数値
バンダイナムコHDの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
2025年3月期決算短信(2025年5月8日)
会社計画
2025年5月8日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

一次情報の記載と完全には一致しない場合があります。正確な数値は EDINET(金融庁の開示システム)や 各社の適時開示でご確認ください。本ページは情報提供のみを目的とし、売買の推奨ではありません。