バンダイナムコHD7832有報もと概算
01事業の内容 — 有報から
当社グループは、有力なIP(知的財産)を基盤に、デジタル(家庭用・モバイルゲーム)、トイホビー(プラモデル・フィギュア・カードゲーム)、IPプロデュース(映像・音楽・ライブ)、アミューズメントの4事業を展開するエンターテインメント企業であります。自社IPと外部IPを多面的に活用する「IP軸戦略」を特徴とし、デジタルとトイホビーが収益の2本柱となっております。プラモデルの高いブランド力や、傘下スタジオによる世界的ヒットタイトルの創出力を強みとしております。グローバルに広がるファンコミュニティを基盤に、ゲーム・玩具・映像・ライブなど多様な領域でIPをマネタイズしております。
02業績の推移
直近4四半期の売上は1.24兆円で、前年の同じ4四半期から+18.2%。営業利益率は14.5%、ROEは12.4%です。
| 期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 株価 |
|---|---|---|---|---|---|
| 24Q1 | 2,430億円 | 206億円 | 8.5% | 242億円 | ¥3,050 |
| 24Q2 | 2,530億円 | 186億円 | 7.4% | 218億円 | ¥2,980 |
| 24Q3 | 2,880億円 | 310億円 | 10.8% | 339億円 | ¥3,200 |
| 24Q4 | 2,660億円 | 205億円 | 7.7% | 234億円 | ¥3,300 |
| 25Q1 | 2,860億円 | 382億円 | 13.4% | 274億円 | ¥3,900 |
| 25Q2 | 2,960億円 | 415億円 | 14.0% | 305億円 | ¥4,400 |
| 25Q3 | 3,390億円 | 546億円 | 16.1% | 396億円 | ¥4,900 |
| 25Q4 | 3,200億円 | 459億円 | 14.3% | 325億円 | ¥5,300 |
| 通期 | 売上 | 営業利益 | 利益率 | 純利益 | 売上YoY |
|---|---|---|---|---|---|
| FY24 | 1.05兆円 | 907億円 | 8.6% | 1,033億円 | — |
| FY25 | 1.24兆円 | 1,802億円 | 14.5% | 1,300億円 | +18.2% |
03会社計画 — 26/3期 会社予想
会社計画は未収録です。バンダイナムコHDの営業利益率は14.5%、ROEは12.4%、売上は前年比+18.2%です。
会社の見立て:26/3期は前期のエルデンリングDLC(SHADOW OF THE ERDTREE)級の大型タイトル端境期により減収減益を見込む。トイホビー(ガンプラ・カードゲーム)と既存IPのライブ運営が下支えするが、ゲーム事業の反動減が大きく営業利益は大幅減益見通し。2025年5月8日発表
04財務の骨格 — P/L・B/S・CF
売上1.24兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,300億円。
05株主への還元と持ち主
| 外国人株主計 | 33.5% |
| 個人・その他 | 28.6% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 16.8% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 7.2% |
| 自己株式 | 3.5% |
| JPモルガン・チェース・バンク | 2.4% |
06経営の体制
当社グループは、創造性を発揮できる多様な人材の確保と育成を重視し、クリエイターやプロデューサーが活躍できる環境の整備とダイバーシティの推進に取り組んでおります。
07経営方針と課題 — 有報から
当社グループは、IPの価値を最大化する「IP軸戦略」を経営の中核に据え、ゲーム・玩具・映像・ライブを横断したマルチユース展開とグローバル市場での成長を基本方針としております。強力な自社IPの長期育成と、外部IPの活用による事業機会の拡大を通じ、持続的な収益成長を目指しております。
- 01大型ゲームタイトルのヒットの有無による業績変動を平準化する事業運営が課題であります。
- 02ゲーム開発費の高騰・長期化に対応した効率的な開発体制の構築が課題であります。
- 03海外売上の拡大に向けたIPのグローバル展開とファン基盤の強化が課題であります。
大型ゲームタイトルのヒットの有無により業績が大きく変動するおそれがあります。
ゲーム開発費の高騰と開発期間の長期化により、収益性が圧迫されるおそれがあります。
モバイルゲーム市場をはじめとする各事業領域で競争が激化し、シェアや収益が影響を受けるおそれがあります。
海外売上の拡大に伴う為替変動や、玩具事業の原材料・物流コストの上昇が業績に影響を及ぼすおそれがあります。
08投資の中身
当社グループは、ゲーム開発技術や新たなデジタル体験の創出に向けた研究開発を進めるとともに、玩具・ホビー分野における造形・設計技術の向上に取り組んでおります。
09同業のなかでの位置
- オリエンタルランド営業利益率 24.6%
10株価との連動
業績と株価の連動(実データ)
収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。
収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。