ZAIBIZ|企業分析

オリエンタルランド4661有報もと概算

東証プライム・サービス|2025年3月期 通期
¥3,500 ▲18(+0.52%)
時価総額 6.3兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

オリエンタルランドは、東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを核とする東京ディズニーリゾート(TDR)を運営する企業。テーマパーク事業を中核に、ホテル事業、リテール・モノレール等の関連事業を展開。2024年6月に開業した新エリア「ファンタジースプリングス」がFY2025の収益を牽引した。

稼ぐ力|営業利益率
S(際立つ)24.6%
成長|売上成長率
A(高い)+8.7%
効率|ROE
A(高い)10.2%
合格の目安 8.0%
体力|自己資本比率
S(際立つ)76.1%
安定の目安 40.0%
割安さ|PER
D(弱い)52.2倍
日本株の目安 15.0倍
還元|配当利回り
C(低め)0.4%
一般的な目安 2.0%
要旨際立って高い収益力。売上は堅調に増加、財務はきわめて厚い。
評価は S(際立つ)/ A(高い)/ B(標準)/ C(低め)/ D(弱い)の5段階。業種平均と一般的な目安による機械的な判定で、売買の推奨ではありません。

01何で儲けているのか

売上の約82%は「テーマパーク事業」が占め、この事業の利益率は27.3%。全社の営業利益率は24.6%です。

売上はどこから6,725億円
細い帯=その他事業 200億円。内訳は裏の表にも
↓ この売上から
何にいくら使い、いくら残ったか残り=営業利益 1,654億円(24.6%)
↓ 残った1,654億円は、どの事業が稼いだか
利益の内訳セグメント計 1,700億円
テーマパーク事業は売上の82%で、利益の88%を稼ぐ。赤字のその他事業(0百万円)は帯に含めていない。セグメント計は全社・消去項目を含まないため連結(1,654億円)と一致しない。
提供価値
東京ディズニーランド/シーの独占運営権を持ち、ディズニーIPと一体化したテーマパークで圧倒的な集客・リピート率を実現。年間来園者約2,700万人・ゲスト1人当たり売上(客単価)は約1.7万円と過去最高水準で、入園料・物販・飲食・ホテルを束ねた高収益体験ビジネスを展開。
仕入れ先・パートナー
IP・ライセンス
ウォルト・ディズニー・カンパニー
ディズニー/ピクサー等のIPライセンス・キャラクター使用権
ロイヤルティ 売上の数%
建設・施工
鹿島建設 / 清水建設 等ゼネコン
新エリア・アトラクション建設(ファンタジースプリングス等)
設備投資 大規模
アトラクション機器
海外ライドメーカー / 三菱重工等
ライドシステム・大型遊具・舞台機構
商品・食材
国内菓子・玩具・食品メーカー
グッズOEM・ポップコーン・飲食食材
人材
キャスト(準社員)約2万人
接客・運営オペレーション(おもてなし)
オリエンタルランド(コア活動)
テーマパーク運営
1日入園者 上限管理
TDL・TDSの2パークを直営し、アトラクション・パレード・ショーを毎日提供
2パーク年間約2,700万人リピーター
↓
IP体験の創造
新エリア投資 約3,200億円
ディズニーIPを使った新エリア・アトラクション開発で再来園を促進
ファンタジースプリングスアナ雪・塔の上没入体験
↓
ホテル・リゾート
ミラコスタ等の直営ホテルで宿泊込みの長時間滞在を提供
ディズニーホテル宿泊単価上昇滞在型
↓
価格・需要マネジメント
変動価格制チケットと入園者数コントロールで客単価と満足度を両立
変動価格客単価最大化混雑緩和
顧客セグメント
国内ファミリー
首都圏・全国の家族連れ
リピート来園の中核ゲスト層
来園者の多数派
若年・カップル
10〜20代の若者・デート層
パーク体験・年間パスポート
インバウンド
中国・東南アジア等の訪日客
円安追い風で訪日観光客が増加
客単価高め
宿泊ゲスト
ディズニーホテル宿泊客
高単価の滞在型リゾート利用
法人・スポンサー
協賛企業・団体(アトラクション冠スポンサー)
企業協賛・団体貸切・コーポレートプログラム
コストフロー(仕入れ先へ)
営業費用(人件費・諸経費・減価償却等) 約5,070億円
売上フロー(顧客から)
売上高 約6,800億円
営業利益
営業利益 約1,720億円(約25%)

02強みと、見ておくべきリスク

競争優位性

国内唯一無二のディズニーブランドと圧倒的な集客力。価格弾力性の高い変動価格制チケットとゲスト単価の継続的な引き上げにより、入園者数の頭打ちを単価で補う高収益構造。営業利益率20%超のサービス業として突出した収益性を誇る。

主なリスク

天候・災害・感染症等による来園者数の変動リスク、人件費・修繕費の構造的上昇、首都圏一極集中の地理的リスク、新規大型投資(ファンタジースプリングス等)の回収負担。インバウンド依存度の高まりと円高反転リスク。

03同じ業界のほかの会社

このページの数字はどこから来ているか

財務数値
オリエンタルランドの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
2025年3月期決算短信(2025年4月30日)
会社計画
2025年4月30日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

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