ZAIBIZ|企業分析

SUBARU7270有報もと概算

東証プライム・自動車|2025年3月期 通期
¥2,800 ▲18(+0.65%)
時価総額 2.15兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

SUBARUは水平対向エンジンとシンメトリカルAWD(全輪駆動)、運転支援システムを強みとする自動車メーカーです。事業は自動車、航空宇宙、その他のセグメントで構成され、自動車事業が売上の大部分を占めます。販売台数の多くを北米市場が占め、同地域での高いブランドロイヤルティが特徴で、航空宇宙分野では航空機の機体構造部材なども手がけています。少品種に経営資源を集中する効率的な事業構造が持ち味です。

02業績の推移

直近4四半期の売上は4.69兆円で、前年の同じ4四半期から-0.2%。営業利益率は8.6%、ROEは11.5%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
24Q11.18兆円1,250億円10.6%1,000億円¥3,150
24Q21.19兆円1,200億円10.1%980億円¥2,980
24Q31.17兆円1,150億円9.8%950億円¥2,720
24Q41.16兆円1,080億円9.3%920億円¥2,850
25Q11.18兆円1,150億円9.7%950億円¥2,900
25Q21.20兆円1,100億円9.2%920億円¥2,780
25Q31.18兆円950億円8.1%800億円¥2,650
25Q41.13兆円850億円7.5%710億円¥2,800
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY244.70兆円4,680億円10.0%3,850億円—
FY254.69兆円4,050億円8.6%3,380億円-0.2%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/3期 会社予想

会社計画は未収録です。営業利益率8.6%は自動車6社中4位で、業界平均8.6%との差は-0.0ポイントです。

売上高(計画)
4.40兆円
前期比 -6.1%
営業利益(計画)
3,100億円
前期比 -23.5%
純利益(計画)
2,600億円
前期比 -23.1%

会社の見立て:米国関税(追加25%)影響と為替円高を織り込んだ保守的計画。発表時点では関税影響の不確実性が大きく、SUBARUは正式な通期見通しを「未定」とした上で参考値として開示。北米依存度が高く関税感応度が大きい。2025年5月12日発表

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上4.69兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は3,380億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の7.2%が純利益に
4.7兆
−4.3兆
4,050億
−670億
3,380億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率8.6%・純利益率7.2%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 5.45兆円)自己資本比率 54.1%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.31倍
営業CF
+5,200億円
本業が生む現金
投資CF
−3,400億円
設備・投融資へ
財務CF
−1,500億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+1,800億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)6.2% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
84円/株
利回り 3.0%
配当性向
19.1%
稼ぎの約2割を株主に配当(再投資に厚め)
EPS
440円
1株当たり純利益
BPS
3,841円
1株当たり純資産
株主構成
外国人株主計32.4%
トヨタ自動車20.0%
個人・その他18.6%
国内法人14.0%
日本マスタートラスト9.8%
日本カストディ銀行5.2%

06経営の体制

機関設計
監査役会設置会社
取締役
11名
うち社外 6名(55%)
女性取締役
18%
2名
従業員
37,521人
平均39歳・年収695万円

ものづくりを支える技能人材の育成と多様な働き方の推進を重視し、従業員が安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

独自の技術ブランドと北米市場のファン基盤を軸に、安全性能を差別化要素として訴求する戦略を掲げています。電動化への対応を進めつつ、限られた経営資源を強みの領域に集中させることで持続的な成長を目指しています。

対処すべき課題
  1. 01北米市場への高い依存度に伴う地政学・通商リスクへの備えが課題です。
  2. 02電動化対応の遅れを補い、次世代パワートレインの開発体制を確立する必要があります。
  3. 03為替変動の影響を受けにくい収益構造やコスト競争力の強化が求められます。
1. 市場集中リスク

販売の多くを北米に依存しており、同市場の需要変動や通商政策の影響を強く受けます。

2. 関税・為替リスク

関税政策の変更や円高の進行が輸出採算と収益を圧迫する要因となります。

3. 電動化対応リスク

EV化への対応の遅れが中長期の競争力に影響する可能性があります。

4. 販売費変動リスク

販売奨励金など市場環境に応じた費用の増加が収益性を左右します。

08投資の中身

設備投資
3,000億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
1,800億円
将来の稼ぐ力への投資

水平対向エンジンやAWD、運転支援システムなど独自技術の深化と、電動化に向けた技術開発を進めています。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(自動車・6社中)
営業利益率8.6%4位/6社
ROE11.5%1位/6社
売上成長率-0.4%6位/6社
PER(割安さ)6.4倍1位/6社
時価総額6位/6社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
自動車で営業利益率が高い3社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.66(n=8)やや正の相関

収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

このページの数字はどこから来ているか

財務数値
SUBARUの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
有価証券報告書 2025年3月期(2025年6月提出)
会社計画
2025年5月12日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

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