ZAIBIZ|企業分析

住友電気工業5802有報もと概算

東証プライム・電機|2025年3月期 通期
¥3,400 ▲28(+0.83%)
時価総額 2.7兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

当社グループは、自動車用ワイヤハーネスを最大の柱に、情報通信(光ファイバー・光部品)、エレクトロニクス(フレキシブルプリント基板・電子ワイヤー)、環境エネルギー(電力ケーブル)、産業素材(超硬工具・特殊金属線)の各セグメントで事業を展開しております。売上高の相当部分を自動車関連事業が占め、完成車メーカー向けの電装部品供給が収益基盤となっております。情報通信分野では低損失光ファイバーやデータセンター向け光部品の需要拡大を取り込み、海底ケーブルや超電導など独自の素材技術を成長領域と位置づけております。住友グループの中核企業として、幅広い事業ポートフォリオにより景気変動の吸収を図っております。

02業績の推移

直近4四半期の売上は4.85兆円で、前年の同じ4四半期から+0.6%。営業利益率は6.0%、ROEは7.9%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
24Q11.16兆円550億円4.7%340億円¥1,850
24Q21.21兆円680億円5.6%420億円¥2,050
24Q31.18兆円630億円5.3%400億円¥2,300
24Q41.27兆円780億円6.1%510億円¥2,550
25Q11.18兆円620億円5.3%400億円¥2,750
25Q21.22兆円750億円6.1%460億円¥3,050
25Q31.20兆円700億円5.8%440億円¥3,200
25Q41.25兆円860億円6.9%520億円¥3,400
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY244.82兆円2,640億円5.5%1,670億円—
FY254.85兆円2,930億円6.0%1,820億円+0.6%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/3期 会社予想

会社計画は未収録です。営業利益率6.0%は電機・精密20社中17位で、業界平均17.4%との差は-11.4ポイントです。

売上高(計画)
5.00兆円
前期比 +3.1%
営業利益(計画)
3,200億円
前期比 +9.2%
純利益(計画)
2,000億円
前期比 +9.9%

会社の見立て:自動車ワイヤハーネスの数量回復と光ファイバー・データセンター向け需要拡大を見込み、過去最高益を計画。米国関税・為替変動の影響を注視2025年5月9日発表

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上4.85兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,820億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の3.8%が純利益に
4.8兆
−4.6兆
2,930億
−1,110億
1,820億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率6.0%・純利益率3.8%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 5.10兆円)自己資本比率 45.1%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.41倍
営業CF
+3,800億円
本業が生む現金
投資CF
−3,000億円
設備・投融資へ
財務CF
−600億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+800億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)3.6% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
50円/株
利回り 1.5%
配当性向
21.8%
稼ぎの約2割を株主に配当(再投資に厚め)
EPS
229.2円
1株当たり純利益
BPS
2,897円
1株当たり純資産
株主構成
外国法人等31.0%
その他国内法人・金融機関24.2%
個人・その他22.0%
日本マスタートラスト信託銀行13.5%
日本カストディ銀行5.8%
住友生命保険3.5%

06経営の体制

機関設計
監査役会設置会社
取締役
12名
うち社外 5名(42%)
女性取締役
17%
2名
従業員
290,000人
平均43歳・年収808万円

当社グループは、グローバルに広がる生産・開発拠点を支える多様な人材の育成と、安全で働きやすい職場環境の整備を重視し、技術伝承とダイバーシティの推進に取り組んでおります。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

当社グループは、自動車の電動化・電子化、通信インフラの高度化、脱炭素社会への移行といった構造変化を成長機会と捉え、5事業の連携による総合力の発揮を経営の基本方針としております。ワイヤハーネスの構成変化への対応と、光ファイバー・電力ケーブルなど成長領域への経営資源の重点配分を進め、収益力と資本効率の向上を目指しております。

対処すべき課題
  1. 01自動車の電動化・EVシフトに伴うワイヤハーネス構成の変化に対応した製品開発と生産体制の最適化が課題であります。
  2. 02データセンター需要を背景とした光ファイバー・光部品の供給能力拡充と技術優位の維持が課題であります。
  3. 03銅・アルミ等の原材料価格や海外人件費の上昇に対するコスト競争力の確保が課題であります。
1. 自動車生産の変動リスク

完成車メーカーの生産台数の変動やモデルチェンジの影響を受けやすく、自動車関連事業の業績が左右されるおそれがあります。

2. 原材料価格変動リスク

銅・アルミニウム等の主要原材料の市況変動が製造原価に影響を及ぼすおそれがあります。

3. 為替変動リスク

海外売上比率が高く、円高の進行により海外収益の円換算額が目減りするおそれがあります。

4. 地政学・通商政策リスク

各国の通商政策や関税措置の変更、地政学的な緊張がサプライチェーンや事業展開に影響を及ぼすおそれがあります。

08投資の中身

設備投資
3,200億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
1,600億円
将来の稼ぐ力への投資

当社グループは、低損失光ファイバーや超電導、海底ケーブルなど独自の素材技術を核とする研究開発を継続し、自動車の電動化や通信インフラの高度化に対応する次世代製品の開発を推進しております。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(電機・精密・20社中)
営業利益率6.0%17位/20社
ROE7.9%14位/20社
売上成長率+0.6%12位/20社
PER(割安さ)14.8倍3位/20社
時価総額19位/20社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
電機・精密で営業利益率が高い3社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.73(n=8)強い正の相関

収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

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財務数値
住友電気工業の有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
決算短信 2025年3月期(2025年5月9日発表)
会社計画
2025年5月9日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

一次情報の記載と完全には一致しない場合があります。正確な数値は EDINET(金融庁の開示システム)や 各社の適時開示でご確認ください。本ページは情報提供のみを目的とし、売買の推奨ではありません。