ZAIBIZ|企業分析

テルモ4543有報もと概算

東証プライム・医療機器|2025年3月期 通期
¥2,600 ▲18(+0.70%)
時価総額 3.8兆円|2026年6月26日時点
概要詳細

01事業の内容 — 有報から

当社グループは、カテーテルなど心臓血管領域を中核とする医療機器の世界大手であり、心臓血管カンパニー、注射針・輸液などの汎用医療機器を担うメディカルケアソリューションズ、輸血・血液処理を担う血液・細胞テクノロジーの三つの事業で構成される。心臓血管領域が売上の中心を占め、低侵襲治療(カテーテル)分野の高い技術力とグローバル販売網が競争力の源泉である。注射針・輸液など安定収益の汎用医療機器や、買収で築いた血液・細胞処理事業がこれを補完している。海外売上比率が高く、グローバルに事業を展開している。

02業績の推移

直近4四半期の売上は1.00兆円で、前年の同じ4四半期から+9.2%。営業利益率は19.7%、ROEは13.2%です。

期売上営業利益利益率純利益株価
24Q12,250億円380億円16.9%310億円¥2,150
24Q22,320億円410億円17.7%330億円¥2,280
24Q32,300億円400億円17.4%320億円¥2,350
24Q42,330億円430億円18.5%380億円¥2,420
25Q12,450億円490億円20.0%400億円¥2,480
25Q22,520億円510億円20.2%410億円¥2,540
25Q32,500億円500億円20.0%400億円¥2,560
25Q42,580億円480億円18.6%370億円¥2,600
通期売上営業利益利益率純利益売上YoY
FY249,200億円1,620億円17.6%1,340億円—
FY251.00兆円1,980億円19.7%1,580億円+9.2%
業績チャートを読み込んでいます…

03会社計画 — 26/3期 会社予想

会社計画は未収録です。テルモの営業利益率は19.7%、ROEは13.2%、売上は前年比+9.2%です。

売上高(計画)
1.08兆円
前期比 +7.5%
営業利益(計画)
2,150億円
前期比 +8.6%
純利益(計画)
1,680億円
前期比 +6.3%

会社の見立て:心臓血管カンパニーのカテーテル製品が牽引。米国・欧州を中心とした海外売上の伸長と為替前提を織り込み、過去最高益を計画。2025年5月14日発表

04財務の骨格 — P/L・B/S・CF

売上1.00兆円のうち、費用と税金などを引いて最後に残る純利益は1,580億円。

損益の骨格(売上 → 純利益)売上の15.7%が純利益に
1.0兆
−8,070億
1,980億
−400億
1,580億
売上高
会社に入るお金
費用
原価・販管費など
営業利益
本業で稼いだ利益
営業外・税金など
利息・税金ほか
純利益
最後に残る利益
営業利益率19.7%・純利益率15.7%。 「営業外・税金など」は利息・特別損益・法人税などの出入りをまとめた概算(明細は有報で確認できます)。 直近4四半期の実績合計。
持っているもの(資産 1.85兆円)自己資本比率 64.9%
上段=資産、下段=その源泉(負債+純資産)。2本は同じ長さ=「資産=負債+純資産」。DEレシオ 0.15倍。細い帯=有利子負債 1,800億円
営業CF
+2,150億円
本業が生む現金
投資CF
−1,100億円
設備・投融資へ
財務CF
−700億円
返済・配当・自社株買い
フリーCF
+1,050億円
手元に残った現金
ROA(総資産利益率)8.5% — 会社の全資産をどれだけ効率よく利益に変えたか

05株主への還元と持ち主

還元
年間配当
20円/株
利回り 0.8%
配当性向
18.5%
稼ぎの約2割を株主に配当(再投資に厚め)
EPS
108.22円
1株当たり純利益
BPS
821.92円
1株当たり純資産
株主構成
外国人株主計42.0%
日本マスタートラスト信託銀行17.5%
国内法人・金融機関16.0%
個人・その他14.5%
日本カストディ銀行6.8%
STATE STREET BANK等3.2%

06経営の体制

機関設計
指名委員会等設置会社
取締役
10名
うち社外 6名(60%)
女性取締役
30%
3名
従業員
31,000人
平均42歳・年収850万円

専門性の高い医療機器人材の育成と多様性の推進を重視し、医療への貢献と環境負荷低減を通じたサステナビリティ経営を推進している。

07経営方針と課題 — 有報から

経営方針・経営戦略

心臓血管を中核とした低侵襲治療分野への注力と、汎用医療機器・血液細胞処理事業の安定収益を組み合わせたポートフォリオ経営を志向している。研究開発とグローバル展開の強化を通じて、医療現場の課題解決と持続的な成長の両立を目指している。

対処すべき課題
  1. 01低侵襲治療分野の製品ラインナップと技術優位を継続的に強化すること。
  2. 02各国の医療制度・償還価格の改定に対応した収益基盤を確保すること。
  3. 03原材料・物流コストの上昇に対応した生産効率の向上を図ること。
1. 為替変動リスク

海外売上比率が高いため、円高の進行は海外収益の円換算額を目減りさせる可能性がある。

2. 制度・償還価格リスク

米国・欧州などの医療制度改正や償還価格の改定が、収益に影響を及ぼす可能性がある。

3. コスト上昇リスク

原材料や物流コストの上昇が製造原価を押し上げ、収益を圧迫するおそれがある。

4. M&A・のれん減損リスク

海外M&Aで計上したのれん等について、事業環境の変化により減損損失が発生する可能性がある。

08投資の中身

設備投資
900億円
有形固定資産等への投資
研究開発費
700億円
将来の稼ぐ力への投資

心臓血管のカテーテル治療をはじめとする低侵襲治療分野を中心に、汎用医療機器や血液・細胞処理技術などの研究開発を進め、医療現場の課題解決に取り組んでいる。

09同業のなかでの位置

競合ポジション(医療機器・2社中)
営業利益率19.7%1位/2社
ROE13.2%2位/2社
売上成長率+9.2%1位/2社
PER(割安さ)24.0倍2位/2社
時価総額1位/2社
← 業界下位 / 業界上位 →業界平均同業を並べて比較 →
医療機器で営業利益率が高い1社

10株価との連動

業績と株価の連動(実データ)

収録している8四半期の「営業利益」と「期末株価」から算出した参考値です。

+0.91(n=8)強い正の相関

収録期間では、本業の利益と株価が同じ方向に動く傾向がうかがえます。

※ 相関係数は −1〜+1。+1に近いほど業績と株価が同じ方向に動いてきたことを示します。 ただし8四半期という標本数は統計的に十分とはいえず、偶然の一致を含みます。 傾向をつかむ参考値として扱ってください(将来を保証するものではありません)。

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財務数値
テルモの有価証券報告書(2025年3月期 通期)をもとに編集・要約した概算値
決算発表
決算短信 2025年3月期(2025年5月14日発表)
会社計画
2025年5月14日発表
株価
2026年6月26日時点のスナップショット(自動更新はしていません)

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